Entries from 2019-01-01 to 1 year
【かわまりの読書ルーム『プロメテウス』第3章 プロメテウスの目覚め〜最前線からの使者 6/6 】 この記事の内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 【本文】 「一九三九年の始めに核分裂に関して二つの論文を発表して以来、ハーンとシュトラスマンは後続…
【かわまりの読書ルーム『プロメテウス』第3章 プロメテウスの目覚め〜最前線からの使者 5/6 】 この記事の内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 【本文】 アメリカ国内では「友好国イギリスとフランスを見捨てるのか?」という主戦論と「ヨーロッパ大…
【かわまりの読書ルーム『プロメテウス』第3章 プロメテウスの目覚め〜最前線からの使者 4/6 】 この記事の内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 【本文】 一九四一年の夏が終わり、ヨーロッパでは依然としてナチス・ドイツの軍隊が快進撃を続けていた…
【『プロメテウス達よ』第3章 プロメテウスの目覚め〜最前線からの使者 2/6 】 この記事の内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 【あらすじ】 コンプトンは全米各地で原子力開発に携わっている科学者が提出した論文を読み、必要ならば訪問して面談を求…
【『プロメテウス達よ』第3章 プロメテウスの目覚め〜最前線からの使者 1/6 】 この記事の内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 【あらすじ】 卓越した物理学者ではあるが自身では原子物理学を研究しているわけではないシカゴ大学のアーサー・コンプト…
【かわまりの読書ルーム『プロメテウス』第3章 プロメテウスの目覚め〜再び錬金術 5/5 】 この記事の内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 【本文】 化学者のシーボーグはやはり、中世以来の錬金術の夢にとりつかれ、シーボーグにワールとケネディーを…
【かわまりの読書ルーム『プロメテウス』第3章 プロメテウスの目覚め〜再び錬金術 4/5 】 この記事の内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 【本文】 一九三九年の始めにオットー・ハーンがドイツの学会誌にウラニウムへの中性子照射の結果をまとめた画…
【かわまりの読書ルーム『プロメテウス』第3章 プロメテウスの目覚め〜再び錬金術 3/5 】 この記事の内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 【本文】 アメリカ東海岸でシラードらが核分裂の連鎖反応がドイツの科学者によってもたらされることを憂慮し、…
【かわまりの読書ルーム『プロメテウス』第3章 プロメテウスの目覚め〜再び錬金術 2/5 】 この記事の内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 【本文】 大学教授としても家庭人としても身を固めていたアーネスト・ローレンスとはうらはらに、ローレンスよ…
【かわまりの読書ルーム『プロメテウス』第3章 プロメテウスの目覚め〜再び錬金術 1/5 】 この記事の内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 【本文】 ヨーロッパから大西洋と広大なアメリカ大陸によって隔たれたカリフォルニア州バークレーで、アーネス…
【かわまりの読書ルーム『プロメテウス』第3章 プロメテウスの目覚め〜時は移る 8/8 】 この記事の内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 【本文】 一九四○年五月十日にナチス・ドイツがベルギーを占領し、ベルギー領コンゴにあるウラニウム鉱山のナチス…
【かわまりの読書ルーム『プロメテウス』第3章 プロメテウスの目覚め〜時は移る 7/8 】 この記事の内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 【本文】 パリで重水による中性子照射の制御を試みたジョリオ=キューリーのチームが、ナチス・ドイツのフランス…
【かわまりの読書ルーム『プロメテウス』第3章 プロメテウスの目覚め〜時は移る 6/8 】 この記事の内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 【本文】 一九四○年五月十六日、ナチス・ドイツの軍隊はベルギーとの国境に近いセダンでフランス領内に侵入し、そ…
【かわまりの読書ルーム『プロメテウス』第3章 プロメテウスの目覚め〜時は移る 5/8 】 この記事の内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 【本文】 翌一九四十年三月になり、カイザー・ウィルヘルム研究所のオランダ人所長ペーター・デバイがナチスを嫌…
【かわまりの読書ルーム『プロメテウス』第3章 プロメテウスの目覚め〜時は移る 4/8 】 この記事の内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 【本文】 大統領として三期目の任期に入ったばかりのフランクリン・ルーズベルトはかねてから、同じ民主党のウィ…
【かわまりの読書ルーム『プロメテウス』第3章 プロメテウスの目覚め〜時は移る 3/8 】 この記事の内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 【本文】 シラードからアインシュタインの署名入りのルーズベルト大統領宛ての手紙を託されたアレキサダー・サッ…
【かわまりの読書ルーム『プロメテウス』第3章 プロメテウスの目覚め〜時は移る 2/8 】 この記事の内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 【本文】 「なぜ、コロンビア大学の教授のポストを断ったのか?」と尋ねるフェルミとゴードスミットに対するハイ…
【かわまりの読書ルーム『プロメテウス』第3章 プロメテウスの目覚め〜時は移る 1/8 】 この記事の内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 【本文】 その夏もフェルミはローマ大学の教授だった一九三○年からほとんど毎年恒例になっていたミシガン州立大学…
【かわまりの読書ルーム『プロメテウス』第3章 プロメテウスの目覚め〜預言者たちは走る 7/7】 この記事の内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 【本文】 アインシュタインは納得した。ボーアを始めとする多くの科学者が「核分裂の利用は理論的には可能…
【かわまりの読書ルーム『プロメテウス』第3章 プロメテウスの目覚め〜預言者たちは走る 6/7】 この記事の内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 【本文】 二人はアインシュタインがニューヨーク市ブルックリン区よりもさらに東のロングアイランドにある…
【かわまりの読書ルーム『プロメテウス』第3章 プロメテウスの目覚め〜預言者たちは走る 5/7】い この記事の内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 【本文】 ハイゼンベルクはさらにミシガン湖、エリー湖を通り過ぎて広大なニューヨーク州の北辺、オンタ…
【かわまりの読書ルーム『プロメテウス』第3章 プロメテウスの目覚め〜預言者たちは走る 4/7】 この記事の内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 【本文】 夏になる前にニールス・ボーアはアメリカでの日程を終えてデンマークに帰国した。大学が夏休みに…
【かわまりの読書ルーム 『プロメテウス』第3章 プロメテウスの目覚め 〜 預言者たちは走る 3/7】 この記事の内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 【本文】 その後間もなく、フレデリック・ジョリオがイギリスのネーチャー誌に発表した論文を読み、忠…
【かわまりの読書ルーム 『プロメテウス』第3章 プロメテウスの目覚め 〜 預言者たちは走る 2/7】 この記事の内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 【本文】 風雲をはらむ世相の中、大西洋をはさんでフランスのパリとアメリカのニューヨークにおいてフ…
【かわまりの読書ルーム 『プロメテウス』第3章 プロメテウスの目覚め 〜 預言者たちは走る 1/7】 この記事の内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 【本文】 三月三日、シラードは核分裂を確認し、発見の機密性についてますます憂慮を深めた。シラード…
【かわまりの読書ルーム 『プロメテウス』第3章 プロメテウスの目覚め 〜 ボーアの怒り】 この記事の内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 【本文】 シラードはラバイに「この発見はわれわれ物理学者の内だけの話題として門外漢には決して洩らすべきで…
【かわまりの読書ルーム 『プロメテウス』第3章 プロメテウスの目覚め 〜 発見は海を渡る 2/2】 この記事の内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 【本文】 フェルミとシラードはフェルミがニューヨークに到着して間もなく、コロンビア大学の正門前にあ…
【かわまりの読書ルーム 『プロメテウス』第3章 プロメテウスの目覚め 〜 発見は海を渡る 1/2】 この記事の内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 【本文】 一九三九年一月十六日、ニールス・ボーアと息子のエリック、そして同行のベルギー人物理学者の…
【かわまりの映画ルーム(70) シャイン 〜 人生の核になるもの 8点】平均点:7.32 / 10点(Review 193人) 1996年【豪】 上映時間:105分 クレジット(配役と製作者)などについては次のURLをご覧ください。 https://www.jtnews.jp/cgi-bin/review.cgi?TITLE_NO=…
【かわまりの映画ルーム(69) 愛のイエントル 〜 憧れは歌に乗って 8点】平均点:6.91 / 10点(Review 11人) 1983年【米・英・チェコ・スロバキア】 上映時間:130分 クレジット(配役と製作者)などについては次のURLをご覧ください。 https://www.jtnews.jp/c…