かわまりの映画評と創作

読書ルームではノンフィクションと歴史小説を掲載

Entries from 2020-02-23 to 1 day

【読書ルーム(151) プロメテウス達よ- 原子力開発の物語】

【『プロメテウス達よ』第6章 冷戦 〜 功労者たちのその後 3/9 (アインシュタイン)】 このブログの内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 【本文】 一方、相対性理論によって原子力開発に理論的根拠を与え、晩年に傷心のオッペンハイマーを後継者として…

【読書ルーム(150) プロメテウス達よ- 原子力開発の物語】

【『プロメテウス達よ』第6章 冷戦 〜 功労者たちのその後 2/9 (フェルミ)】 このブログの内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 【本文】 オッペンハイマーの進退が取りざたされた一九五三年の始め、シカゴ大学で学生指導に熱を入れていたフェルミは、…

【読書ルーム(149) プロメテウス達よ- 原子力開発の物語】

【『プロメテウス達よ』第6章 冷戦 〜 功労者たちのその後 1/5(コンプトン) 】 このブログの内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 【本文】 ラバイがテラーに対して取った態度はテラーにとって決定的な意味を持っていた。ポーランド生まれでニューヨ…

【読書ルーム(148) プロメテウス達よ- 原子力開発の物語】

【『プロメテウス達よ』第6章 冷戦 〜 ソビエトとの確執 8/8 】 このブログの内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 【あらすじ】 公聴会を終え、オッペンハイマーは公私共に深い傷を負って政府の原子力政策委員という公の立場から去らないといけなくな…

【読書ルーム(147) プロメテウス達よ- 原子力開発の物語】

【『プロメテウス達よ』第6章 冷戦 〜 ソビエトとの確執 7/8 】 このブログの内容全ての著作権はかわまりに帰属します。 【あらすじ】 シラードによる調整を経ずに公聴会の証言台に立ったテラーは水爆開発のためにオッペンハイマーを排除しなければならない…