かわまりの映画評と創作

読書ルームではノンフィクションと歴史小説を掲載

Entries from 2019-12-01 to 1 month

【読書ルーム(105) プロメテウス達よ- 原子力開発の物語】

【『プロメテウス達よ』第4章 マンハッタン計画 (上) 〜 新たな段階、ボーアの参加 5/8 】 【本文】 オークリッジの視察の後、ニールス・ボーアと息子で物理学者のアーゲ・ボーアはワシントンDCとニューヨークを経由してコンプトン、フェルミ、シラード、…

【読書ルーム(104) プロメテウス達よ- 原子力開発の物語】

【『プロメテウス達よ』第4章 マンハッタン計画 (上) 〜 新たな段階、ボーアの参加 4/8 】 【本文】 チャドウィックとボーアらの一行は首都ワシントンDCで政府高官と面談した後、テネシー州オークリッジのウラニウム分離工場に赴いた。 テネシー州ノック…

【読書ルーム(103) プロメテウス達よ- 原子力開発の物語】

【『プロメテウス達よ』第4章 マンハッタン計画 (上) 〜 新たな段階、ボーアの参加 3/8 】 【あらすじ】 マンハッタン計画に参加した科学者達はほとんどがアメリカ国籍か外国出身で米国籍の取得者、フェルミのように敵国出身で帰化申請中にもかかわらず実力…

【読書ルーム(102) プロメテウス達よ- 原子力開発の物語】

【『プロメテウス達よ』第4章 マンハッタン計画 (上) 〜 新たな段階、ボーアの参加 2/8 】 【あらすじ】 その頃レズリー・グローブス准将の頭を占めていたことはシカゴ大学のフェルミのチームが核エネルギーの開放と制御に成功したことを受け、プロジェクト…

【読書ルーム(101) プロメテウス達よ- 原子力開発の物語】

【『プロメテウス達よ』第4章 マンハッタン計画 (上) 〜 新たな段階、ボーアの参加 1/8 】 【あらすじ】 世界各地から自由を求めてアメリカにやってきて頭脳の故にマンハッタン計画に採用された科学者達の中には若い頃に共産主義の思想に関心を持った者もい…

【読書ルーム(100) プロメテウス達よ- 原子力開発の物語】

【『プロメテウス達よ』第4章 マンハッタン計画 (上) 〜 波濤を超えて 3/3 】 【あらすじ】 世界初の原子炉稼働実験は僅かな補正を施された後に再開した。証人として参加したのは守秘義務に同意した限られた科学者たちで実験は計器類のみによって成否が確認…

【読書ルーム(99) プロメテウス達よ- 原子力開発の物語】

【『プロメテウス達よ』第4章 マンハッタン計画 (上) 〜 波濤を超えて 2/3 】 【あらすじ】 学問的な探究心と理論の実証に明け暮れるフェルミやシラードとは異なり、マンハッタン計画の基礎研究の統括を任された物理学者でノーベル賞受賞者のアーサー・コン…