かわまりの映画評と創作

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【映画ルーム(73) ア・フュー・グッド・メン 〜 軍事裁判での逆転劇 8点】

【かわまりの映画ルーム(73) ア・フュー・グッド・メン 〜 軍事裁判での逆転劇 8点】平均点:6.83 / 10点(Review 120人)  1992年【米】 上映時間:137分.   クレジット(配役と製作者)などについては次のURLをご覧ください。  https://www.jtnews.jp/cgi-bin/review.cgi?TITLE_NO=18

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【あらすじ】

ジョアン・ギャロウェイ少佐(ムーア)は世界各地に点在する米軍基地関連の紛争を解決する軍隊所属の女性弁護士だ。キューバの米軍基地内で起きた殺人事件の被告の弁護を命じられ、事件に複雑な裏があると感じたジョアンはハーバード法律大学院卒のお坊ちゃん弁護士ダニエル・キャフィ中尉(クルーズ)を弁護チームに加える。調査が進むにつれ、事件の鍵を握るらしいジェセップ大佐(ニコルソン)と軍隊内部での犯罪を断罪して国益を守ろうとする法律家ジャック・ロス大尉(ベーコン)との対立が明確になっていく。

 

【かわまりのレビュー】

なんと言っても、主要な役柄を演じるそれぞれの俳優(デミ・ムーアトム・クルーズジャック・ニコルソンケビン・ベーコン)があたかも役割を楽しんでいるような自然体で演技しているのが良かったです。この四人のファンなら見る価値は大いにあります。被告弁護側に焦点を絞っているから仕方がないのですが、ジャック・ニコルソンが演じるジェセップ大佐が守ろうとした国益が何だったのか、DVDの最初のほうを見直してもよくわからないので-2とします。ジャック・ニコルソンケビン・ベーコンは出番が少ないけれど存在感が抜群・・・事件の裏まで描いていたら軽く3時間は越えて劇場では上映できないような作品になっていたでしょう。作品の中に挿入されている絵葉書になるようなワシントンDCの風景や最後に大写しにされる裁判官の机下に掲げられている「US Marine Court」の徽章、これらが何を意味しているのか・・・ジェセップ大佐が守ろうとした国益が何であろうと厳然として存在している、軍隊の機密性と国家の保全を象徴しているようでした。

 

10点の人、集まれ!

1. デミ・ムーアの軍服姿がいい感じ。最後の「あなたは誇りのある人間だ」っていう台詞が良かった。【バカ王子】さん 10点

2. トム.クルーズ関連作品の中で ア.フュー.グッドメンの作品が一番大好きな作品です!。これは面白い!見てみる価値があります!。何と言っても豪華キャスト勢揃い! シャイニングの ジャック.ニコルソンゴースト 『ニューヨークの幻』の デミ.ムーア インビジブルの ケビン.ベーコン エンド.オブ.デイズの ケビン.ポラック ヤングガン シリーズの キーファー.サザーランド ER緊急救命室シリーズの ノア.ワイリー 交渉人で最後の遺作となってしまった今は亡き J.T.ウォルシュさんなど等いろんな人が出ていて 監督は 『スタンド.バイ.ミー』のロブ.ライナーが監督したので見ごたえは充分です!。何回見ても面白い作品なので是非見てください!【木村真二】さん 10点

3. キャストがすばらしい。脇までしっかりしてる。すべて一流スタッフでつくりあげた珠玉の作品だ。法廷闘争は手に汗握る展開。ミッションイン・ポッシブルのトム・クルーズよりも、こっちの方がよっぽどかっこいい。【Keishi】さん 10点

4. トム、あんたはグッドマンだ。最高!!. 【トムクルーズと握手した人】さん 10点

5. 豪華キャストでこの内容。素直に僕はすごいと思います。 【やぶ】さん 10点

8点の人のコメント

https://www.jtnews.jp/cgi-bin/review.cgi?POINT=9&TITLE_NO=18

7点(際頻出点)の人のコメント

https://www.jtnews.jp/cgi-bin/review.cgi?POINT=8&TITLE_NO=18

2点(最低点)、3点、4点の人のコメント

1. つまんないっす。一番最後のシーンは良かった。【Keith Emerson】さん 2点

2. ジャック・ニコルソン目当てで観たが‥無理やりキレさせなくてもいいのに。
あれはかなり不自然で強引な展開。
それと、下の方も仰ってますが、
トム・クルーズの顔が物凄い軽薄。【彬彬】さん [DVD(字幕)] 3点

3. ジャック・ニコルソンとかトム・クルーズが見たい人や米軍や米国法廷のデザイン的なものを見たい人には何か得るものがあるかもしれない。長いわりにシナリオとしては工夫のたりない印象をうけた。【masima】さん 3点

4. 《ネタバレ》 どうも法廷ものって好きじゃないんで、評判につられて見て後悔。
どうして残り数分で失言するかなぁ。弁護士つけたアメリカ人が法廷で失言するわけ無いじゃん。
不利な材料しかないのに、怒らせて失言させてハイ勝ちましたって承伏しかねます。
ギリギリの材料を法的に、科学的に化学的に打ち崩してイーブンまで持って行って裁判官が評決を下す様なリアルな映画ではなかった。
キャストが豪華すぎてそれが非常に残念。【黒猫クック】さん [DVD(字幕)] 4点

5. 

これってけっこう評価良いんですね、ちょっとびっくりしました。見ごたえあった作品ではなかったというのが正直なところです。まずジャック・ニコルソンの出番が少ないのはどうなんでしょ。もっとトムとからむのかと思ったのにトムが出ずっぱりでした。ニコルソンとトムはあんまり相性よくないようにも感じた。見せ場であるはずの法廷シーンも濃密さがなく、どんでん返しもちょっとあっけなかったです。法廷サスペンスというよりトムの成長物語ということでしょうかね。

その後、これはひょっとしたら「トム・クルーズにオスカーを!」というスローガンのもと、個性的な俳優たちが集結し、みんなでトムを盛り上げたんじゃないかなどという意地悪で嫌味な考えが浮かんだのでした。【envy】さん 4点

6. この映画ずっといい感じでみてたが最後のシーンはよくない。あれで全部ぶちこわし。納得いかんだろ。 【guijiu】さん 4点

 

 

 

【独り言】

 


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