【映画ルーム(59) 愛と哀しみのボレロ 〜 欧州大河ドラマは民族の対立と融和劇 8点】

【かわまりの映画ルーム(59) 愛と哀しみのボレロ  〜 欧州大河ドラマは民族の対立と融和劇  10点】平均点:7.50 / 10点(Review 38人)  1981年【仏】 上映時間:184分

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【あらすじ】

プリマの座に手が届かずに結婚し夫を独ソ戦争で失って息子にバレーの夢を託すソ連バレリーナ、パリに侵攻したドイツ軍の将校と恋に陥って未婚の母となるコケティッシュなパリジェンヌ、強制収容所への途上で最後の希望を託して赤ん坊の息子を線路際に置き去りにするユダヤ人女性バイオリニスト、そろって出征する仲の悪いアメリカ人兄弟・・・数知れない悲劇が生まれた第二次世界大戦から年月を隔て、ラベルのボレロを奏でる国際祭典に悲劇を経験した家族の次世代メンバーが会し、過去を振り返り、平和への誓いを新たにする。

 

【かわまりのレビュー】

登場人物が多すぎるのでどうなることかと思いましたが最後、しっかりまとまってすごいインパクトを与えるのが驚きでした。思えば第二次世界大戦の悲劇は2,3時間やそこらの映画でつくせるものではありません。ボレロの祭典に会した芸術家や聴衆の数家族が背負っている悲劇を紹介するだけでもこれだけのインパクトがあるし、それぞれの悲劇のパターンを実際に経験した家族の数は数千倍、アジア戦線を含めたらもしかしたら数万倍くらいに上るのではないでしょうか?ドイツ将校とパリジェンヌとの悲恋物語で ”Hiroshima, Mon Amour(邦題:二十四時間の情事)”を思い出しました。“Hiroshima, Mon Amour”のヒロインは未婚の母にはならなかったものの自宅に軟禁されて丸坊主にされ、髪が生えそろった後で村から追放されてしまいます。いやはや・・・理性的とは言いがたいけれど、敵に対する憎悪がこういう形で噴出してしまうんですね・・・。ラベルのボレロは私が東洋人であるせいか「因果応報」や「輪廻」を象徴し、「過去の過ちを繰り返さないこと」と「過ちを犯した人間を許すこと」を迫っているように聞こえました。

 

10点の人のコメント

https://www.jtnews.jp/cgi-bin/review.cgi?POINT=11&TITLE_NO=1325

9点の人のコメント

https://www.jtnews.jp/cgi-bin/review.cgi?POINT=10&TITLE_NO=1325

7点(最頻出点)の人のコメント

https://www.jtnews.jp/cgi-bin/review.cgi?POINT=8&TITLE_NO=1325

2点(最低点)と5点の人のコメント..さらし者にしてゴメンね。

1. 長くて苦しかった映画でした。登場人物とかもわけわかんなくて全然理解不能でした。こんなの寝ないわけないじゃんみたいなでした。音楽はよくてサントラとかで聴きたいなぁとか思いました。あのコマみたいに回ってるヒトすごいなぁと思った。。。【バカ王子】さん 2点

2. 登場人物が多すぎて一つ一つのエピソードが薄い。ラストのボレロは素晴らしいがそれに頼り過ぎ。【akila】さん [CS・衛星(字幕)] 5点

 

 

 

【独り言】